大学教員の仕事

たまに学生さんに「講義以外のときや,夏休みは何してるんですか?」って聞かれる.

ひどいと「夏休みとか春休みってやることないですよね?」とか笑

確かに講義だけ受けている学生からすると週1コマの講義でしか顔を合わせないので,

そう思われていても仕方ないかもしれない.

ということで,主な教員の仕事をメモしてみた.

 

ちなみに就業規則で決められている労働時間は,月曜から土曜午前までで計40時間の労働時間のみ.

下に記載した仕事で残業が生じても残業代とかは一切ありません笑

 

その1:講義関連

講義はそのために講義準備が必要で,しかも試験をするので採点等もしないといけない.

1つの講義でどれだけの準備時間や採点時間がかかるかは人それぞれだと思うけど,

1コマの講義準備で丸1日とられてしまうこともあったりする.

同じ講義を担当していると準備にとられる時間は減少していくけど,

それでも毎年少しは見直しを行うのでやっぱり時間は思った以上にとられる.

講義の質問(他の講義も含め)も対応するので,もはや何時間割けばいいか見積もれない.

この数年は毎年講義が変わっているので,ハードな準備しっぱなし笑

 

その2:研究室運営

2015年から指導教員の立場になったので,研究室運営がある.

卒論時期はもうほとんど自分の時間がとれないことも.

1研究室3-4人程度の配属であればそんなことは起こり得ないが,

現状,平均的には8-9人が配属されるので全員の卒論に目を通すだけで1日は簡単に終わる.

もちろん普段からゼミ等も行うので,その分も合わせれば相当時間を研究室運営に割いている.

3年生の後期から配属されるので,3年生の指導も入って後期はなかなかハード.

今年に一期生を卒業させたばかりで,まだまだ手探り状態なので,もっといい運営に向けて日々努力.

 

その3:学内業務

まず,学科会議や学部会議が毎月1-2回程度ある.

その日は水曜日の午後1時すぎから5時半くらいまではずっと会議.

他にも自分は学内雑誌の編集委員をしているので,その編集会議や校正もしている.

あとは2年生の担任なので時期がくれば留年生の面談やガイダンスの準備などが入る.

何か委員が割当られれれば,その分だけ仕事が増えるのは確実.

来年度はもう2つばかりやることが増えるので,自分の時間が減るのは当然.

 

その4:学外業務

大学の教員は大学とは別に研究会に所属していることが多く,

そちらの委員になると研究会運営の仕事が割り当てられる.

現在は電子情報通信学会のコンピュテーション研究会の幹事になっているので,

今年だとHP更新や研究会への参加等の仕事がある.

来年度は主幹事になるので,研究会の運営やメールの配信などの仕事に.

ちなみに来年はうちの大学で研究会を行うので,その準備も必要.

 

その5:研究

何もない時間は研究をしている.自分の論文を書かないと大学教員は評価されない.

何年も論文出していないと,あいつはダメだ,と酷評されることすらありえる.

企業と共同研究というのも1つの形だと思うので,評価の仕方は様々だが.

特に理工学部だと卒論研究があって,学生は研究室で指導を受けるわけなので,

研究していない教員の研究室に行きたいとは少なくとも自分は思わない.

なので,空いた時間はできる限り研究したり打ち合わせで出張したり.

学生が休みの期間はこの時間が比較的とりやすいので勝負の時期.

 

主なところでこの5つくらいかな,と.

何か忘れている気もするが,それはどれかに含まれているとみなしているはず.

ということで,教員は学生の休み期間にのんびりしているわけではないです笑